今期は漫画原作の変わり種が多かったですね。それぞれが案外楽しめて良いクールだったと思います。
評価基準は
A:オススメ、よく出来たアニメ
B:おもしろい
C:個人的には好き、つまらなくはない
D:とくに人には勧めない、どうでもいい
E:時間の無駄かな
A
のんのんびより りぴーと
1期も良かったですが、2期になってさらに良くなったと思います。キャラがとても良いですね。キャラ達の楽しい日常をよく描いています。とくにキャラ同士の繋がりを強く感じさせる作品だと思います。世界一優しいおかえりが待ってる場所の素晴らしさが伝わってきます。
B
WORKING!!!
安定性がありますね。今回は結構恋愛面多めだったでしょうか。個人的には恋愛話はわりとどうでもいいです。でも山田の出番がわりと多かったので満足できる結果となりました。
モンスター娘のいる日常
まさかここまで楽しめるとは思いませんでした。他種族ということでとても個性のあるキャラが多く登場していて、それらの日常のハチャメチャ感がとてもおもしろいです。原作も良く出来ていますが、アニメとしてもとても良く出来ていて見てて飽きません。
オーバーロード
僕はゲームをあまりしないので楽しめるか不安なところがありましたが、そんな僕でも楽しめるようなストーリーでした。これはアインズ様役の日野さんの演技力によるところも大きかったと思います。主人公は最強レベルの強さを持っていますが、それを元に一風変わった展開が進んでいき新鮮味がありました。少し中二病よりなかっこよさが好きな人にはおすすめです。
それが声優!
声優の大変さを3人の女性声優の日常とともにコメディをプラスして描いています。浅野真澄×畑健二郎ということで、ストーリーは現実に近いものになっていてギャグは「ハヤテのごとく!」のようなノリです。とくに強いインパクトがあるわけではないですが、ハヤテのノリが好きな人などは見てみてもいいと思います。SHIROBAKOで足りなかった声優分を補給するのも良いかもしれません。
干物妹!うまるちゃん
やっぱりうまるちゃんのパラダイスな日常を見ているのは楽しいです。個人的にはけっこう共感が持ててとても好きです。キャラが好きな人は十分楽しめると思います。
C
がっこうぐらし
初期のインパクトは大きかったと思います。それ以降はインパクトのある話は少なめで見なくなった人も多いと思います。個人的な考えではこの作品のメインは彼女たちの日常で、ゾンビではないのです。彼女たちの日常の裏面を強大なインパクトで与えたことによってその中での日常の輝きを初心者にもわかりやすく表現できていたと思いました。ですが、やはりそれでも苦手な人は多かったようです。みーくんのようにこの作品から日常の輝きを見つけられるかどうかがこの作品の好みに反映されると思います。
GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり
アニメ作品としては良く出来ていたと思います。思うところがあるとすると、話が中途半端で切れたところと、2クール目をやったとしても全く原作をまとめられないというところです。何クールやるつもりなんでしょうかね。伊丹と伊丹の周りのキャラ達の関係がおもしろいのでアニメとしては楽しめました。アニメで楽しめた人は原作もおすすめです。
Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ ヘルツ
前半はほぼすべてギャグでしたがちゃんと後半でしっかりやってくれてよくまとまっていたと思います。脚本が水瀬葉月ということで個人的にはとても期待していましたが、それを裏切らない結果でとても満足です。
城下町のダンデライオン
キャラは良いので見ててつまらないということはないです。ですが、設定もストーリーもだめなのでそこら辺を求めて見ると期待はずれかも知れません。各話も数人に焦点が当たるだけで兄弟みんなの関係性がわかる話などが少ないので折角のいいキャラが死んでいます。個人的には栞のキャラが良かったので嫌いではなかったです。原作のせいかはわかりませんが、アニメとしてはあまり良く出来たとはいえないと思います。
D
実は私は
可もなく不可もなしという感じで進んでいました。一昔前のアニメのような展開でそこまで大きなイベントもなく主人公の周りでのバタバタを描いていく感じです。そこまで悪い点は無いのでとくに何も考えずにダラダラ見るのに向いている気がします。
六花の勇者
原作第1巻を1クールかけるという英断でよくまとまった話になったと思います。その部分だけで言えば良く出来ていました。7人目は結構予想外ですし、楽しめる人は楽しめると思います。それ以降は六+n花の勇者なのでゴミです。
Charlotte
良くも悪くも期待通りという感じでしょうか。過去世界線の研究所での話からの展開は個人的には結構好みでした。ですが、後半で適当に不憫な目に合わせて勢いで乗り切ってハッピーエンドに持って行こうという感じは予想通り雑さが目立ちます。能力物の運命として適当に時間関係の能力を登場させると設定の因果律が崩壊して死にます。その例に漏れない作品だろうと思います。