2007年冬アニメ評価と感想
★★★★★
コードギアス
名作。途中、精神がつらくなるようなシーンがあったり、よくわからない話が突然始まることもあったりしたが、そして迎える最終回としては素晴らしかった。
この作品について、最初は「ギアス」についてのストーリーなのかと思っていた。だから誰にどんなギアスを使ったかを気にして見ていた。だが、ストーリーが終わりに近づいていくにつれて、実は「嘘」についてのストーリーだったと気づいてからルルーシュの行動についての受け取り方が変わっていった。
そんなルルーシュのつく嘘から伝わる覚悟や、正義と正義のぶつかり合い、友情、愛情などのキャラクターたちの強い思いが詰まったいい作品だった。
★★★★☆
Kanon
キャラがみんな可愛くて良い。ストーリーでみんな不幸な目に遭わせてくるのは好みではないけど、彼女たちの物語として受け入れることにする。設定的にもアニメを全部見てもわからないことが多いのでそこはどうにかしてほしい。とはいえ"奇跡"で全てを解決するのは個人的には全然OKなのでそこまで気にしてはいない。そういったところを抜きにすれば、ヒロインと祐一の関係性をじっくり描いていく味わい深い作品だった。