はじめに
この記事は「ゆゆ式 Advent Calendar 2015 - Adventar」へのエントリー記事です。
昨日17日の記事はMafMof_Dさんの「ゆゆしい曲のカラオケについて」でした。
僕もカラオケではゆゆ式の曲を結構歌います。他の曲の配信が待ち遠しいですね。
ところで先日ゆゆ式のBDBOXが発売された際にこんな記事がありました。
アニメでいえば最初のスタッフさんとの意識調整の時に「この子たちの世界にはカメラはないです」という話をしました。客観的な第三者が覗いていて、それを意識するような言動はさせないでくださいと。この子たちには私たちのことは見えていませんからね。この子たちは芸人ではないので、僕らに対して笑いを取りに行っているわけじゃなくて、3人が話している中で、他の2人が笑ってくれるかどうかが大切なんです。
これは常々ゆゆ式ファンの間でも言われてきたことです。ここにゆゆ式の素晴らしさが詰まっていますね。また、この記事の中で三上小又先生がこんなことを話しています。
━━━マルチケースの裏側の絵に関してはなにか監修をされたんですか?
三上:キャラクターデザインの田畑壽之さんの描きおろしなんですが、みんなであやとりをしているところですね。僕はホワイトボードに書いてある「あやとりまとめの中身を考えてください!」って言われて、そこだけ作りました。 あとスタッフさんとは手の作画の話をよくしました。漫画っぽい手の描写じゃなくて、作画がきっちりしたリアルな手がスキなんです。まさにこのケースに描かれているような手です。そういうところがこのケースにはすごく出ていますよね。
━━━三上先生はなんで手がスキなんですが?
三上:なんででしょうね、なんか好きなんですよ。いいじゃないですか、手。ゆかりがよく手をバッて前によく広げますよね。その辺もアニメの作画にいっぱい入れてもらいました。手元の芝居もたくさんやってもらったので、そこもぜひ見てほしいですね
TV放送時にも手の作画には時折話題になってましたがこれは三上先生からの要望だったんですね。
そういうことなら今日の部活のテーマは「手」だなと思い、まとめてみました。
手まとめ
つんっ
唯ちゃんの脇腹をつつく縁ちゃんの手。手をしっかり描くことで、つつかれた唯ちゃんの感覚がリアルに伝わってくる感じがします。
なんつってっつっちゃった
こういうしょうもないことを言っているシーンで手がしっかり描かれているとなんかシュールさが際立っておもしろいです。
靴を脱ぐ縁ちゃん
ここは映像で見たほうがいいですね。ゆゆ式のアニメ公式ガイドブック『情報処理部のライフログ』によると監督、アニメーターの見どころポイントらしいです。(参考:アニメスタッフ&キャストが語るゆゆ式の見どころをまとめてみた: サクラ咲く夜に)
ターン制
ハサミをとる唯ちゃんの手。
モックモック
このゆるい手の感じ。モックモック感が伝わってきます(?)。
デッサン人形
この後悲惨な運命をたどるデッサン人形。手とともにしっかり描かれています。
ちゃんとデフォルメされた手もあります
ねっ!
深い意味は無いじゃんけん。ここは話の内容とテンポに合わせた感じですかね。このときの唯ちゃんの顔けっこう好きです。
おわりに
やはり制作陣のこだわりなのか、いいかんじの手は上記に挙げたもの以外にもまだまだ沢山あります。みなさんも今度ゆゆ式を見るときはマイベスト「手」を見つけてみるとおもしろいかもしれません。